最高の漫画 完璧なゲーム

ゲーム 漫画のレビューblogです。
ネタバレ有りと無しの記事を分けて紹介しています。
不定期更新ですので、時々覗いてみてください<(_ _)>

日本初の中古ゲーム専門誌! ユーズドゲームズ


今回は漫画では無く、とあるマイナー雑誌を紹介します。

ユーズド・ゲームズ」 キルタイムコミュニケーション 1996年~

キャッチコピーが「時代を逆行する、日本初の中古ゲーム専門誌」という、
中古ゲームのみを扱った雑誌です。


どのくらい知名度があるのか分からないのですが、
私がその存在を知ったのは創刊からかなり経った後に出た、
総集編を書店で見かけた時でした。

とても分厚く、表紙には大きな文字で「総集編 復刻版」と印刷されていました。
そして背景にはなぜか宇宙飛行士の写真が印刷されていて
異様な存在感を放っていました。

全く予備知識の無かった私が、
好奇心を刺激され手に取ったという事もあり
この奇抜な表紙作戦は成功だったと思うのですが、
とてもゲーム雑誌を纏めた物には見えませんでしたねw


肝心の中身はと言うと、レトロゲーム好きにはたまらない内容になっていて
隠れた名作の紹介や、バカゲ―やクソゲーの酷さを面白おかしく紹介する記事、
はたまたゲームの製作者さんから裏話を聴いたり、
とある同じゲームばかりを十何本も買って、遊び続けている人を記事にしたりと
様々な視点からその魅力を紹介しています。

そして特筆すべきなのが、編集者さん達のざっくばらんな雰囲気です。
編集後記といった感じのコラムが所々にあるのですが、
締め切り前の壮絶な修羅場を伝える文章と共に
とても砕けた雰囲気の仕事場なのが伝わってきます。
本当にゲーム好きの人達がのびのびと、その魅力を綴っているように感じました
悪く捉えるならいい加減とも取れる感じでしたがw


‘96年に創刊され、中古ゲーム専門誌というコンセプトから始まった
ユーズドゲームズ。「ユーゲー」→「ゲームサイド」と名前を変えて
リニューアルをしてきたものの、過去の作品のみを扱うという形だっため
ネタ切れなどの問題があったのだと思いますが2010年に休刊となってしまいます。
残念ではありますが、このコンセプトで14年やってきた事が凄いと思いますね。
(GAME SIDE編集部はネット配信などでレーベル自体は継続しています)


私は総集編を買った後、その続きの通常版を
十数冊ほど取り寄せて楽しんでいましたが、
徐々に初期の頃にあった独特のゆるい雰囲気が無くなって行き、
普通のゲーム雑誌のようになってしまったのが残念でした。

何かを立ち上げた直後の黎明期に、ガムシャラなパワーで作られた物は、
良い物が出来やすいと思うのですが、
ユーズド・ゲームズも荒削りな情熱を感じられる良い雑誌でした。


かなり分厚いので読みにくいですし、それなりに値段は張りますが、
レトロゲームを好きな方ならこれ一冊でかなりの時間楽しめる!
・・・と思います(´∀`)
気になった方は是非読んでみてください^^





このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーサイト




ジャンル : ゲーム
テーマ : レビュー・感想

タグ : バカゲ―,クソゲー,GAMESIDE,ユーゲー,批評,レトロゲーム好きのバイブル,引地幸一,奥山美雪,キルタイムコミュニケーション,隠れた名作,

[ 2013/09/15 19:40 ] 雑記 | TB(0) | CM(2)

PCエンジンの良質アクション! 改造町人シュビビンマン2


今回はマイナーぎみのアクションゲームをご紹介します。
と言っても、PCEユーザーの間では知名度が高そうな作品です。

改造町人シュビビンマン2」 メサイヤ 1991年 PCE

改造「超人」ではなく「町人」なのがポイントで、
主人公は太助という魚屋で働く青年とキャピ子という女子高生の二人です。
どちらもごく普通の一般人でしたが、突如現れた悪者達を倒すため、
とある博士に勝手に改造人間にさせられ戦う事になります。

アクションゲームなのでストーリーは比較的薄味ではありますが
ステージの合間やボス戦の前には、
会話や演出などがありゲームを盛り上げます。
ちなみにシリーズが3作発売されていますが、2から遊んでも問題無いかと。


大雑把に言ってしまうとロックマンタイプのアクションゲームですw
基本操作はジャンプとビーム、それにタメ撃ちのシュビビームを使って戦います。

今作独自の魅力といえば、時々シューティングのステージがある事や
二人協力プレイが出来る点です。
二人プレイの時には力を合わせ、より強力な攻撃が出来るのも特徴です。
どちらもビームを溜めた後、片方がそれをもう片方に当てます。
そして当てられた方がビームを放つと強力なシュビビームが出せます。
これが上手く当たると一撃でボスを倒せることもあり爽快なんです!


突然ですが、ゲームをクリアするために
裏ワザや攻略サイトを使う事についてどう思いますか?

1、邪道だ!何が何でも使いません!!
2、クリア後のみ解禁します。好きな作品は隅々まで楽しまなきゃ!
3、基本的には×だけど、難しすぎると判断した場合は初プレイでも使用します。
4、初プレイでも積極的に使います。楽になるならそれに越した事は無い。

意外と性格が出やすい部分だと思いますヘ(゚∀゚ヘ)
私は3番なんですが、このシュビビンマン2もなかなかの難易度で、
特に後半はかなり難しいです。
そこでとても楽になる裏ワザがありまして、
ポーズをかけ、セレクト+十字キーの左+Ⅱボタンを同時押しすると
体力を全回復できるんです。・・・かなりバランスブレイカーな技ですが、
後半のボスは一撃で体力の半分くらいを奪って来る奴もいて、
ポーズをかける暇も無く、気が付いたらやられてる何てことも(´Д`)

もちろん緊張感は段違いに薄くなりますので、
腕に自信のある方は使用せずに頑張って欲しいですね。


グラフィックやBGMなども良くできていて、今遊んでも楽しめる作品だと思います。
バーチャルコンソールでも配信されていますので、
気になった方は一度遊んでみてください^^





このエントリーをはてなブックマークに追加

ジャンル : ゲーム
テーマ : レビュー・感想

タグ : シュビビンマン2,レビュー,批評,裏ワザ,攻略サイトの是非,PCエンジンの名作,傑作アクション,メサイヤ,キャピ子,

スポンサードリンク
スポンサードリンク